総合内科常勤医師(指導医)を募集しています。

総合内科のミッション
 患者のニーズに合わせた全人的な医療の提供する
 エビデンスに基づいた診療の理解と実践する
 診療を通じて研修医に教育を行う

高齢社会が進むにつれて患者の生活背景や社会背景が複雑になり、従来の臓器別の対応ではなく患者の全体像を踏まえた全人的な医療を提供することが求められています。
総合内科では入院診療(手術・手技を必要としない緊急入院患者の受け入れ、担当患者の管理、他科コンサルト)と外来診療(定期再診、初診外来)を行っており、頻度の高い疾患の診断・治療から稀な疾患の診断・治療まで幅広く経験を積むことができます。
肺炎・尿路感染症・蜂窩織炎をはじめ、日本紅斑熱、ツツガムシ病、感染性心内膜炎、肺塞栓、深部静脈血栓症、COPD増悪、胆管炎、膵炎、上部消化管出血、虚血性腸炎、憩室炎、播種性帯状疱疹、DIHS、甲状腺クリーゼなど、幅広く多彩な疾患の患者が入院してきます。ただし、このような多種多様な疾患を持つ患者が入院してきますので、場合によっては当科だけではなく専門科の協力が必要な状況もあります。亀田総合病院には専門科がそろっており各科との風通しが良いため必要があれば専門科に相談し協力しながら診療を行うことができます。
外来では患者さんのかかえる様々な問題(疾患・病気・相談等)に対応します。外来診療においても病棟と同じように必要であれば各専門科と相談しながら診療を行うことができます。

教育については、総合内科は初期研修医および内科専攻医の必須ローテーションとなっており、常時6-8名の研修医を受け入れています。指導医-専攻医-研修医のように屋根瓦式の体制で診療をしながら同時に研修医に対して教育を行なっています。2021年度には8年連続で初期研修医の選ぶベスト教育診療科にも選ばれており亀田総合病院の初期研修において教育の中心となる存在と自負しています。また、幅広い総合内科の内容を一人で学習することはできないので、定期的にジャーナルクラブや症例カンファレンスを行い知識のアップデートを行うようにしています。さらに、外来でよく見る慢性期疾患のマネジメントについて勉強する外来診療セミナーを主催し(院内・院外)、好評の声を頂いています。

当科の診療のエッセンスをまとめた総合内科マニュアル(通称、亀マニュ)も最近改訂しました。(https://www.igaku-shoin.co.jp/book/detail/87558

現在働いている指導医は,米国での診療経験のある医師や日本で家庭医研修を行った医師、海外でMPHを取得した医師などバックグラウンドは様々です。それぞれが各自の強みを活かして診療と教育を行なっています。また、当院で総合内科指導医として働きながらさらにキャリアアップをしたいという方には以下のような選択肢があります。

1)総合内科の指導医として働きながら専門資格を取得する(例、緩和ケア科、在宅診療科など)
2)大学院での学位取得

外来専属での勤務や育休の取得など、勤務体系は柔軟な対応を検討いたしますので、まずはご相談ください。
また、病院として企業主導型保育園も有しており「保育園待ち」という状況とは対照的で、小さなお子様がいる医師にも充実したサポートが得られます。

「百聞は一見にしかず」で、実際に見学して頂くのが一番です。Web面談も可能です。
少しでも興味がある方は是非、ご連絡をお待ちしています!

亀田総合病院 総合内科 部長 佐藤暁幸

更新日:2022/5/25

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